2011-11-01 デリケートな技術と「おしゃれメガネ」で競争力を。福井県鯖江の地場産業。


福井県の北部の内陸に入った盆地に、鯖江という地名の市があります。
ここは古くからメガネを地場産業とする街なのです。メガネフレームの生産においては、日本国内の96%のシェアを占めて、世界シェアでも約20%を占めているとされています。ほぼ、国産のメガネはすべてこの福井の地で製造されていると言っても間違いありません。いや、有名海外ブランドで市販されているメガネも実はここで作られたフレームが使用されていたりするのです。
市内には「メガネミュージアム」も設立されており、「メガネの聖地」とも言われて、観光事業もメガネが看板になっているようです。
しかしながら、近年の日本国内の経済状況、それは長引く不況での企業のコストダウン、生産拠点の海外流出からの産業空洞化といった波が、このメガネ産業に特化した街に暗い影が脅かしているようです。
国内の安売りメガネチェーンがコスト削減のためにレンズ、フレーム製造から組み立て加工まで、東南アジア諸国に生産工場を移行させるケースも増えているからです。
そのような傾向に、フレームの軽量化や耐久性、それに「おしゃれメガネ」といったファッション性等々、繊細な技術ノウハウで競争力を高める努力が、鯖江市全体で取り組んでいるようです。
センスのある「おしゃれメガネ」も不況に負けない町工場の武器かもしれません。

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